宇宙の無限の面白さ

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ワームホールを利用して宇宙旅行

人は宇宙を旅したいと昔から夢見ていて、今のその研究は続いています。

宇宙は気が遠くなる程広大で、そこに存在する星の数も距離も、現代の地球人の技術では離れすぎていて近づくことも不可能です。

地球から一番近いと言われている恒星のプロキシマ・ケンタウリは、太陽系から4.22光年離れていて、この距離を最速の宇宙船ボイジャーで向かったとしても 80,000年はかかる距離なのです。

この普通に向かったのでは到底たどり着けない距離を人類が克服する為の手段で、 SFの世界では登場するのが「ワームホール」という架空のトンネルです!

「ワームホール」は時空間を接続し、宇宙の2点間の距離を縮めるトンネルのようなもので、これを利用する事で、通常なら数万年もかかる距離を、一瞬で出来ると考えられています。

しかしそもそもワールホームとは何なのでしょうか?
1916年に発表されたアルバート・アインシュタインの一般相対性理論では、それまでのニュートン物理学を塗り替えました。

相対性理論によると、重力とは時空においてワープが起きた結果であります。
そして物体が周囲の空間を歪めて、宇宙にその痕跡を残す事が出来るといいます。

アインシュタインによると、ワームホールは確かに存在するらしいが、小さすぎてほとんど発見不可能なんだといいます。

その不可能を可能とするにはエキゾチック物質と呼ばれるものが必要となるそうです。

通常の物理法則では、物質は正のエネルギー密度と正の圧力を持つが、エキゾチック物質は変わっていて、負のエネルギー密度と負の圧力を持っているといいます。

この負の特性がワームホールを外側へ広げ、人や宇宙船が通過出来るほど大きくし、安定したものとしてくれるかもしれないと考えられています。

宇宙と言えば、真空。

真空にかんする面白い実験がありますー真空ではボウリングの球と羽毛どっちが先に落ちるのか?

エキゾチック物質というのはあくまでも理論上の物質らしいので、まずはエキゾチック物質を作り出す研究に期待が高まっているといいます。

鳥の羽毛とボウリング球で、どっちが重かは誰にでもわかる事だと思うが、高いところから両方を同時に落としたらどっちが早く下に落ちるのでしょうか?

それも当然誰でもすぐにわかります。

しかし空気の全くない真空状態だったらどうなるか知っていますか?

その答えを調べるために、NASAが所有する世界最大の真空室で物体落下実験が行われた実験を行ったのは物理学者ブライアン・コックス氏。

コックス氏は、米国オハイオ州にある、NASAのスペース・パワー・ファシリティと呼ばれる施設を訪れ、模擬宇宙真空室でこの実験を行いました!

実際に落としてみると、羽毛とボウリングの球は数十メートルという高さから、同じスピードで落ちていった!!

真空状態では、空気が全く無いので空気抵抗がないです。

また、地球には重力が働いているので、全ての物体は全く同じ力で引っ張られていく、いわゆる万有引力の法則です!

つまり空気抵抗がなければ、落下運動の時、同じ重力加速度を受ける為、羽毛もボウリングの球も同じ速度で落下していく。

通常は空気抵抗で、同じスピードで落ちる事はないので、実際に同じスピードで落下する姿はちょっと不思議な印象を受けます。

NASAとかは普段からこういう研究をいっぱいしているでしょうなー

理科とか科学の実験って面白いです!

地球儀

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