私の実家は石川県の金沢なので、夏休みなどに子供達と一緒によく里帰りをします。
この金沢、昔から観光名所がたくさんあるので見どころはたくさんあるのですが、最近とくに変化があります。
というのも2015年春に北陸新幹線が開通することもあって、観光客を迎える準備が着々と進められています。
子連れの私たちにとって、一番の変化はいろんな「体験」ができる施設が増えたことです。
私たちが以前よりよくしていたのは、和菓子作り体験です。
大きなお土産屋さんのビルの上の階で金沢の伝統的な和菓子を作って持って帰ることが出来るのです。
職人さんの指導のもと、準備された道具と材料を使って、美しいかたちの練り菓子を作るのです。
繊細な和菓子を作る行程は、とても興味深く楽しい体験です。
材料は高級なものを使っているので、不格好になってしまっても味は格別です。
4種類の和菓子を作って箱に詰めて持ち帰ります。
子供達は金沢を訪れるたび、必ずこの和菓子体験をします。
このビルでは他にもだるまの絵付けやガラス細工の体験もあります。
そして去年は金ぱくはり体験と毛針ブローチ作り体験もしました。
金沢と言えば金ぱくもとても有名で、お菓子や小物などさまざな金ぱくをあしらったものがお土産でも売られています。
子供達は、漆風の写真立てに自分でデザインした金ぱく模様を貼付けて自分だけの金ぱくのお土産を作りました。
また武家の娯楽として栄えたアユ釣りで使う毛針の製造も栄えていましたが、その技術を利用して現在はアクセサリーを作っています。
鳥の羽を染め、それを組み合わせて美しいアクセサリーを作るのです。
この体験では、自分で選んだ羽を使ってブローチを作りました。
このような様々な体験は、日本人だけでなく、外国人にも人気です。
日本の文化がわかり、また体験できる金沢は、これからの観光スポットとしてますます人気になることでしょう。
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